プルサーマル発電 伊方3号機を起動 四国電力(産経新聞)

 四国電力は1日、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電で、伊方原発3号機(愛媛県伊方町、89万キロワット)の原子炉を起動した。2日にも核分裂が連続して起こる臨界に達する。4日に発電を始め、営業運転は30日からの予定。国内でのプルサーマル発電は、昨年11月に開始した九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)に続く2例目となる。四国電力は、今年2月下旬の起動を計画していたが、昨年11月に起きた燃料集合体からの微量の放射性物質漏洩(ろうえい)についての原因調査のため約1週間、開始がずれこんだ。

 プルサーマル発電は、原発で使用した核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを再び燃料として使う仕組み。国の「核燃料サイクル」政策の柱で、電気事業連合会は、平成27年度までに計16〜18基でのプルサーマル導入を目標に掲げている。

 現在、伊方原発や玄海原発を含め8基が地元の了解を得ている。また、今年2月には東京電力福島第1原発3号機(福島県大熊町)で、福島県知事が安全性の確認などの条件付きで受け入れる方針を表明した。

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